BottomTracer55: ネコリグのフック

★移行記事★

最近、ライトリグではストレートワームの「ネコリグ」をよく使う。

このリグはワームのサイズに対してフックが小さいので、
使い始めた頃はフッキングに不安があったんだけど、大抵の場合は問題ない。

フックは、がまかつの「ワーム329ハンガーSF」を使っている。
ネコリグにはどんなフックがいいのか、店頭で色々見ていて
どの店でも在庫があって、信頼出来るメーカーだから
という理由で買って使い始めた。
他の製品でももっといいのがあるかもしれないけど、
今のところはまったく不満点がないので当分はこれを使うと思う。
「同HD」という太いワイヤーのものも使ってみたけど、
私の場合はスピニングタックルで4in程度のワームを使うから
細いワイヤーで十分だと思っている。
上手い人はいろいろ使い分けるんだけど、
まだまだ私はそこまで拘れるほどではないので．．．
フックのサイズも1サイズのみ。

ネコリグの特性上、根掛かりしやすいなと実感していて、
それはどうにかならないものか．．．と思っていた。

フックにワイヤーガードがついた物があるので少し試してみたけど
ガードのセットがちょっとやりにくかったのと、
なんとなくしっくりこないので（がまかつのと形が違うし）主力にはならなかった。

そこで、「NSSフック」というのを試してみることにした。
雑誌の記事でも紹介されているように、フックの根本にストッパー
がついていて、そこでワームのズレを防いで、フックの先は
ワームに刺してつかうということ。
これはなかなかイイんじゃないの？

記事や宣伝文句は良い事を書いてるけど．．．
実際に使ってみると、
・ストッパーの部分で貫通させるとワームが痛む
・フックの先は使っているうちに貫通してしまうので、結局根掛かりの原因になる
という印象を持った。

カバーの中で使っていると少しずつフックが動くので、
それによって針先が貫通して出てしまうのは仕方ないのかもしれんが、
そうなると、謳い文句のウィードレス効果は非常に短命ということに。
また、ストッパーでワームが痛む件も、
魚が釣れたら、その勢いでフックがズレて激しく傷んでしまう。
次に同じルアーを使おうとすると、同じ場所でフックの位置を固定することが難しくなるなと思った。

フッキングの性能としては、ウィードレスセッティングが
影響を与えることはないので、その点は優れていると思う。

だけど、前述の使い勝手の悪さは如何ともし難いね。

せっかく買ったからもうちょっと使ってみることにするけど、
やっぱり、元のがまかつのやつが一番って結論になるのかどうか。
これから見てみよう。